Y’s SS24 NIHOMBASHI MITSUKOSHI POP-UP STORE
Y’s、「Spiber」の開発素材を使用したコレクションを発表。三越伊勢丹限定発売。本コレクションを展開する期間限定ストアが、2024年4月17日水曜日から4月30日火曜日まで、日本橋三越本店にオープンします。
「Spiber」が開発・生産を行う構造タンパク質素材「Brewed Protein™ 繊維」をもちいて、Y’sを象徴するブロードコットンシャツやデニムパンツを表現。掠れたような表現が特徴的なサボテンの花のプリントが、本コレクション4型のピース全てに配されています。
布を羽織ったようなデザインのユニークなシャツ。前を留めず開けたまま、あるいは紐を結び作務衣のように、またはボタンを留める着方が可能。襟のドレープをフラットにするとセーラーカラーのようになり表情が変化する。胸と背中に、サボテンの花のプリント。
パンツとスカートを組み合わせたようなユニークなかたちのパンツ。左足首が覗く肌の見え方がワイズらしい重いシルエットに軽さを生む。右側面にサボテンの花のプリント。
内側に丸いラインを描くパンツ。左側面にサボテンの花がプリントされる。
本プロジェクトは、2023年に創業350周年を迎えた三越が、「伝統」をテーマに昨年実施した取り組みをさらに一歩進め、「未来に繋がるコレクション」としてスタートしました。Y’sのクリエイションが、非常にユニークな存在であるBrewed Protein™繊維を、ユニークな造形に導きます。
Brewed Protein™︎素材
主原料を石油資源や動物資源に依存せず、植物由来の原料を用いたSpiber独自の発酵(ブリューイング)プロセスによりつくられる構造タンパク質。その名称は、製造工程の特徴に由来し、Spiberが生み出す構造タンパク質全体を表します。進化のプロセスと同じように、分子レベルでの改良をDNAのデザインによって緻密に繰り返すことにより、用途に応じた多様な素材の特長をデザインすることが可能です。アパレル分野における脱石油・脱アニマル、輸送分野における軽量化など、さまざまな業界のニーズに対し、大きな役割を果たせる可能性を秘めています。約20年をかけて開発・実用化に至ったこの新素材は、環境負荷が高いとされ、Spiberが初期的に注力するアパレル産業を、持続可能なものへ変える革新的な手段として注目されています。人々を心地よく包み込むだけでなく、多様性と循環性を伴う、100年先の人と地球を思って発明した次なる資源です。
Spiberについて
「Brewed Protein™(ブリュード・プロテイン™)」素材を開発する、山形県鶴岡市に拠点を置くバイオベンチャー企業。代表執行役を務める関山和秀と菅原潤一らによって2007年に設立。2022年より、タイ・ラヨン県にて、Spiber 初となる量産プラントで Brewed Protein™ポリマーの生産を開始。2023年からはタイで生産されたポリマーを使用した繊維を活用した製品が展開されるようになり、生産量も上げながら国内外のブランド、また紡績会社やテキスタイルメーカー、繊維商社にも販売網を拡大しています。
Y’s Pop-up Store
日本橋三越本店 本館1階 ステージ1
オープン期間:2024年4月17日(水)-4月30日(火)
問い合わせ先:Y’s 日本橋三越本店
– 本コレクションは三越伊勢丹オンラインストアでも特別に展開いたします