Y’s SS22 STYLE HIGHLIGHTS

Mar 3, 2022

Power──自分自身の軸が、強く、活動的で、ぶれのないスタイルを描き出す。ルールをつくらない要素や意味合いのレイヤード。内に秘めた精神性や、衒いない行動力を表現するアクティブな素材感。法則ではなく、精神性でつくられるそれぞれの在り方。

新鮮で印象的なプリントや、カラーリング。柔らかに表現されるリネンコットン。夏に相応しいマリンテイストの差込みや、シンプルな装いを特徴付ける事でスタイルへ変容させるユニークなウェア。要素の重なりがY’sらしさに新しい視点を加えます。

最新コレクションは、3月4日金曜日より、日本国内ストア及び公式オンラインブティックでお買い求めいただけます。

シンプルなワークコートのフロントに箱型のポケットが付いた特徴的なコート。風合いの異なるナイロンツイルとナイロンオックスのコンビで、製品染めされた染まり方の差により生まれる、異なるアイボリーのカラーコンポジション。パターン(型)と生地の構成バランスが色の濃淡の組み合わせを生み、小気味良いアクセントになったごく軽いコート。白シャツを重ねて爽やかに奥行きを持たせた白のレイヤードを、ブラックとの組み合わせでコンテンポラリーに完成します。

ストライプのシャツ生地に、破ったチュールを貼り付けたようなモチーフと、落書きのようなペイント柄を散らし抽象構成されたプリント。立体感と奥行きのある表現が、機械的なグラフィックに興味深いニュアンスを差し込みます。メンズライクなストライプ生地は軽快さを、ビッグシルエットとアブストラクトプリントが印象に重みを加え、ボーダーのレイヤードに新しい視点を表現しています。

着古したような質感の風合いを出した、麻とコットンの生地。複雑な構成のコートをドレスのように羽織る、夏らしくおおらかでシックなロングジャケットドレス。

襟を折りセーラーカラーのようにして着た、大きめのスタンドカラーとファスナー使いがスポーティーで軽快なシャツドレス。白シャツを合わせた清楚な印象と着崩した胸元が、アクティブで楚々とした無邪気な女性らしさをつくります。ボディバッグでウエストマークされたフォルムが、スタイルを現代的に引き出します。

元々、様々な装備の上に羽織るためのミリタリーパーカーのサイズ感をそのまま引用し、オーバーサイズで表現。女性がばさっと羽織ってもチャーミングな分量に。コットンボイルの生地でシャツのように、サイドに大きな穴が空いたドレスの中に重ね、アンフォルメルな着こなしがスタイルを興味深いシルエットへ導きます。

ジャケット・ブラウス・パンツを同素材のレイヤードで、ボイラースーツのようにフラットに着る、麻綿のサマージャケットスタイル。ランダムに入る縫い途中のような糸や、ボタンの付け糸が残されたような手仕事の表現が、シルエットにクラフトのニュアンスを現代的に追加しています。

ワークウェア由来のギミックで様々に着こなせるカバーオール。印象的なレッドカラーに、ランダムに入る縫い途中のような糸や、ボタンの付け糸が残されたような手仕事の表現が、シルエットにクラフトのニュアンスを現代的に追加しています。柔らかな質感のリネンコットン、比翼仕立ての襟元の開きは抜け感を加え女性らしいスタイルを演出します。ウエストや裾をタブで絞り、シルエットにボリュームをつける調整が可能。ウエストを絞り上半身にボリュームを加えた着こなしや、裾を絞ると足元に興味深いフォルムの変化が現れます。

スタンドカラーを折り、ビッグカラーブラウスのように着たシャツドレス。ウェストにランダムにタックが入り、シンプルなフォルムにアシンメトリーにドレープが入るスカートを合わせ、襟元の質感や、シルエットでつくるさり気ないボリューム感、布の揺れが、シンプルな装いをスタイルへ変容しています。

コットンブロードの白シャツにデニムを合わせた正統なスタイル。ラップになった右脇でベルトを締め、ハイ/ロー、自由なウエスト位置で履けるパンツは、腰で履くとマキシ丈に、ハイウエストで履きウエストを絞ると軽快な印象。ベルトを締めることで接ぎ線が流れ、アシンメトリーなシルエットに。白シャツのきっぱりした印象、一般的にエスニックなインスピレーションのラップパンツは素材とシルエットでユニフォームライクな硬さが加えられ、流れるシルエットで、デイタイムのスタイルに。