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Y’s AW22 COLLECTION

Y’s AW22 COLLECTION

機能と服──「機能」を「服」にする、その境界線を描く

機能と服。Y’sのベースにあるワークウェアに由来する機能のある服のモチーフと、パターンメイキングの技巧。「機能」を「服」にする、形式に沿った服、その境界線を描く。
変わらない精神と服に向かう力。

ユニフォームやワークウェア。「形式のある服」をディテールの置き換えや、フォルムの調整、崩しの表現で、Y’sの服にする。形式と機能でつくられる服が、Y’sの服になる、その「境界線(Line)」にあるシルエット。ミリタリーに由来する形式のあるフォルムの服を、テーラードやクチュールの要素で整理し、再構成した表現。

ブリティッシュ──今シーズンを特徴付けるタータンチェック、ツイード素材や、ライダース。自然の生地の中で機能性が高い、クラシックな機能系素材であるツイード生地。

今シーズンのディテールであるプリーツは、西洋のドレスを機能的な服にする際に用いられた様式の一方で、古代に遡ると高貴な来歴もあり、そのものが優美さと機能をハイブリッドに表現する。

「機能」と「形式」を、Y’sを通じ解釈し、再構成する。

2022-23秋冬コレクションは、日本国内では7月13日水曜日より、日本国内ストア及び公式オンラインブティックでお買い求めいただけます。


フィールドパーカをモチーフに、要素を抑えクリーンで柔らかな印象にアレンジしたフーディッド・コート。ワイズのシグネチャー・ブロードの白シャツ。たっぷりとした分量のあるハイウエストワイドパンツ。

コートから繋がりドレープが裾に向かってまっすぐしなやかに落ちるパンツフォルムが、全体にワイズらしい重みのあるシルエットを描きます。

コートにもちいられた縮れのあるふっくらしたウールの素朴な表情や、パンツの手作業を介する工程により実現するゆらぎのある綿麻の風合いも、元来機能でつくられた服に、日常のやわらかさと、おおらかなヒューマニティーを加えています。秋冬の始まり、クリーンで、柔らかに重みのあるスタイル。


ステンカラーコートをモダンに描いたコート。今シーズンのシグネチャー、ローゲージニットとのコンポジション。袖のファスナーを開いてスリットから腕を出すとケープをまとったようなボリュームのあるフォルムへ。男物のような力強いラインの襟が全体の印象を引き締め、強くモダンなシルエットに導いています。ざっくりした表情のウールが服におおらかな質感を加えます。


首元が破かれたように表現されたコート。ミニマルに今シーズンを象徴するコートに、ストレート・フォルムのドレスを合わせたワークウェアライクなスタイル。ざっくりした素材感のコートと、ゆらぎのある表情をもつ綿麻のドレス生地。着慣れた作業着のような質感を上品に表現し、パターンメイキングの技術が端正なシルエットへ導きます。


テーラードの様式に崩しが加えられたセットアップスタイル。切り込みを入れた様なデザインで片側だけが崩され非対称に表現されたジャケット。裁ち切られたテープ状の布をたたき付けてピンタック風になったブラウス。裾が大胆にカットされクロップドにアップデートされたサルトリアパンツ。それぞれのディテールに加えられたゆらぎの表情が、秋の気配をスタイルに反映させているようです。


メンズを着ているような、身頃幅、アームホールともにやや大きめで肩は自然にドロップショルダーになる、程よくゆとりの入った分量のシャツ。ユニフォームを思わせるアウトポケットが付き、引き締まった印象に仕上げます。馴染んだ表情の紳士服のようなストライプ生地のウールで仕立てられたスカート。アンダーパンツが覗いたようなディテールのスポーティな素材感と、ローライズシルエットをクラシカルなマーメイドスカートと掛け合わせた、スポーツテイストとクラシックの新しいバランス。


ダーツで絞ったスリムフィットシルエットが特徴のドレスシャツと、オーセンティックなチノパンをモダンにアップデートした極端なローライズシルエットのパンツ。2種類のコットンで構成されたシャツは、身頃と袖に綿天竺を、襟と前立て、カフスにはブロードを使用しシャツらしい端整な印象を残しています。マットな光沢のあるフラノ生地の上品さのある綺麗すぎない独特な風合いの生地感が、テーラードのような雰囲気と、くだけたニュアンスを同時に見せるパンツの表情。ディテールの細やかな作り込みが印象を複雑にし、奥行きのあるスタイルをつくります。


スタンドカラーブラウスと、アコーディオンプリーツスカート。シンプルなウェアにディテールで落ちる陰影が、シルエットに奥行きを加えます。


ヴィンテージのアンダーウェアを着想源としたタンクスーツ型ドレスに、フレンチスリーブのフード付きドレスを重ねた、リラックスしたスタイル。股下の深いサルエルパンツシルエットのタンクスーツは、ファスナーをあけ、股ぐりのスナップを外して着るとタンクドレスに。辞書を破ってコラージュしたような柄。
厚手のニットを着て、アウターに薄手のウェアを重ねる、イージーなレイヤードが、解放感のあるデイタイムの装いを完成します。


フライトジャケットを着想源としたブルゾン。チンストラップが一体となったユニークな形の防寒性の高い大きな襟、取り外しが可能なフードが付き、同色異素材の構成で奥行きのある表情。
本体はウールのミドルゲージニット、ウエスト部分はハイゲージで編み立てられたナイロン系のスキューバニットを組み合わせ、素材感の異なるニットでつくられたスカート。緩やかな傾斜の付いたヘムラインを編み立てられたリブが縁取り、肌馴染みが良く、機能性とワイズらしいバランス感がミックスされたウェア。硬質なジャケットに、ニットの風合いが日常着の穏やかさを運びます。


片側の襟が外れている様にダブルになったジャケット。極端なローライズパンツから重ね履きしたアンダーパンツを覗かせたような二重仕立てのパンツ。遊びのあるディテールが、オールブラックのジャケットパンツスタイルを、奥行きのあるシルエットに描きます。


切られたようなディテールが編みで表現されたプルオーバー。1枚でスタイルをつくる強さのあるニットウェア。


ヴィンテージのアンダーウェアを着想源としたタンクスーツ型ドレスに、極端なオーバーサイズで表現された、ライダースジャケット。袖付けにマチが入ったドロップショルダーで、メンズライクで力強いラインが強調されたボリュームシルエットに仕上げられたライダースは、男性でも着られるサイズ感。クラシカルでイージーなムードのドレスが、強いジャケットを馴染んだスタイルへ導きます。


クラシックチェックでブランケットのような風合いに仕上げられたウールで仕立てられたボリュームシルエットのライダースジャケットは、包まれる様なあたたかな表情。襟がフラノウールでボディはヴィンテージ感のあるダンガリーコットン、裁ち切られたテープ状の布をたたき付けてピンタック風になったブラウス。ブラウンとチェックのウィンターレイヤード。


タートルベストのスリットから覗く、ブラウスに取り付けられた印象的なポケットのディテール。デニムパンツをイメージして全体がゆがんだりちぐはぐになるようなデザインのスカートは、ニュートラルな印象で、ファスナーを下から開けてスリットをつくり、ボトムスを重ねるレイヤードスタイルを楽しむことも可能です。


ざっくりと織り上げた大柄のチェックツイルをふんわりと縮絨することで軽くて暖かいブランケットの様な仕上げの生地を、たっぷりともちいた羽織ドレス。アシンメトリーなフロントのデザインによる合わせ部分の柄のズレが、グラフィカルで視覚的な面白さを導いています。コートの様に羽織ることもできるウール生地のドレスは、冬服の醍醐味とユニークな表情が1枚に詰まったスタイル。


ざっくりと織り上げた大柄のチェックツイルをふんわりと縮絨することで軽くて暖かいブランケットの様な仕上げの生地で仕立てられた、モダンなコート。ローゲージニットとのコンポジションで、袖のファスナーを開いてスリットから腕を出すとケープをまとったようなボリュームのあるフォルムへ。男物のような力強いラインの襟が全体の印象を引き締め、強くモダンなシルエットに導いています。クラシックチェックで描かれる今シーズンのシグネチャー・ピースの一つ。

Y’s 2022-2023秋冬コレクション
発売日:2022年7月13日水曜日
日本国内ストア及び公式オンラインブティック

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