KAYO NAKAMURA by Y’s × Anne-Valerie Dupond CAPSULE COLLECTION
Y’sのアクセサリーラインKAYO NAKAMURA by Y’sより、テキスタイル彫刻家アン-ヴァレリー・デュポン(Anne-Valerie Dupond)との2回目のカプセルコレクションを発表、オンラインブティックで限定発売いたします。カプセルコレクションは、6月5日(金)12:00より、Y’s オンラインブティック・KAYO NAKAMURA by Y’s × Anne-Valerie Dupondカプセルコレクションページでご購入が可能です。
KAYO NAKAMURA by Y’s × Anne-Valerie Dupond Capsule collection
作品公開時間:6月5日(金)12:00
唯一無二の素材。様々な土地・人の記憶・物事の集積やそれぞれにストーリーがある古布、ものづくりの欠片であるY’sのアーカイブテキスタイル。2回目となるKAYO NAKAMURA by Y’s × Anne-Valerie Dupondは、KAYO NAKAMURA by Y’sが様々な地で集めた古布をキーマテリアルに、Y’sのアーカイブテキスタイルを織り交ぜて形づくられていきました。普段「目を最後に付けて生命を与える」彫刻にアン氏が初めてモチーフとして採り入れた(目のない)花は、アーティストにとって新しい造形へのチャレンジであり、Y’sの為に創作の枠を飛び越え用意された特別なクリエイションです。アン氏にとって初めてのモチーフである花(植物)がキーとなりコレクション全体がかたちづくられています。
Y’sのアクセサリーラインとして、シューズやバッグなどのコレクションを発表するKAYO NAKAMURA by Y’s。2013年からスタートしたKAYO NAKAMURA by Y’sがアイデンティティの一つとして追いかけてきた、色の組み合わせやパッチワーク、デコレーションなどのテーマ。それらから創出される、温かみ、あるいは、素材の組み合わせから成る美しさや力強さ、面白さを、シューズやバッグなどのデザインを通じ表現してきました。スポーティーで現代的な要素のあるKAYO NAKAMURA by Y’sの根底に流れる、コアなものづくりのエッセンスです。
フランスのブサンソンを拠点とし国際的に活動するテキスタイル彫刻家、アン-ヴァレリー・デュポン(Anne-Valerie Dupond)氏。彼女は、彼女自身の、あるいは家族のワードローブの中から見つけた古い布地や、祖父母の屋根裏部屋にあった古いベッドカバー、古くなったカーテン、友人達から譲り受けた布地、古着や古布、ヴィンテージのレースなどを組み合わせ、彫刻として新たな命を吹き込み、作品をつくります。
2018春夏に初めてのコラボレートが実現して以降、ものづくりの交流は続き、大切に積み重ねられたコミュニケーションから2回目のコレクションが生まれました。布の上で言葉が交わされ、一点一点に込められた想いが、立体の微細なディテールに封じ込められて、力強く、優しく、存在感のあるワンオフの彫刻が生まれます。
コレクションを象徴する花のテキスタイル彫刻。
フランスでは大切な人にスズランを贈る日 La fete du muguet があり、アン氏からスズランを贈られたことをきっかけに、「花(植物)をつくる」というテーマが生まれ大きくなっていった今回のKAYO NAKAMURA by Y’s Anne-Valerie Dupondカプセルコレクションの軸となるアイテムです。「生活に当たり前に存在する花は、美しく、私たちを喜ばせ、心豊かにしてくれる」同様に持っていた気持ちを、尊い事と改めて思い、その共感が、創作への願いにつながり、アン氏に花の表現をお願いしたことから、このコレクションが拡がりを持ちはじめました。実物の花はもとより、画集を集め、素材の足し引きを繰り返し、試行錯誤しながら、アン氏の創作表現に手繰り寄せ、KAYO NAKAMURA by Y’sを通じて生まれたAnne-Valerie Dupondの新たな造形です。花一輪を飾り空間があたたかくなる事を願って。
そのほかの作品も、全てが花にまつわる創作を加えています。
角を花の幹にみたて、ハンティング・トロフィーの動物は角が生えているモチーフで統一されました。全てのトロフィーに花の彫刻が付けられています。
アン氏が1つ1つに名前を付与する置き型のテキスタイル彫刻。今回つくられた動物たちには、フランスの古風な花の名前が付けられました。
花で組まれたフラワーリース。
年齢や性別を問わず、男性でも、服や、帽子、シューズなどにカジュアルにアクセントに加えられるようつくられたフラワーブローチ。小さなトロフィーブローチは、台座がつき、ミニチュア・トロフィーとして、身に付けるだけでなくインテリアとしてもお楽しみいただけます。一つ一つ表情の違うミニチュアコレクションは、小さな世界観の中に手作業の迫力が宿り、小さいながらそれぞれが強い存在感を放っています。
多種の植物、彼女のシグネチャーであるハンティング・トロフィーやそれぞれに名前がつけられた動物たち、何十個ものブローチも、1点1点がアン-ヴァレリー・デュポン氏によるハンドメイド、全てユニークピースです。キルトタッセルのようにアン氏のテキスタイル彫刻が一点一点付属されたレザーシューズ、パッチワークで表現されたKAYO NAKAMURA by Y’sのバッグも、マルティプルのテキスタイル彫刻として、カプセルコレクションに加わります。