YOHJI YAMAMOTO / モード写真
2016/12/12/Mon.
〈 PRESS NEWS 〉
東京オペラシティ アートギャラリーで開催中の「画と機」の関連展として、代官山ヒルサイドフォーラムにて「YOHJI YAMAMOTO / モード写真」展を開催いたします。
YOHJI YAMAMOTO / モード写真
ファッション写真は「時代を映す鏡」と呼ばれるが、Yohji Yamamoto のモード写真がこれまでその既成観念に囚われることはなかった。
「人が橋の上に立っているとしよう。流れてくる水を見ながら次に何が流れてくるか、それに眼を吸いつけさせるのがモードだとすれば、流れてくる水へのその川向きの視線になるものではなく、たちまち(いま)でなくなってゆく時間のそのフェイズに眼を据える。(いま)という瞬間を、山本はしばしば刹那と表現するが、そういう気分で、壊れゆくもの、消えゆくものとして、いまにふれているのだろう。言ってみれば、やまもとは後ろ向きに未来のほうを向いている。」
--「たかが服、されど服」鷲田清一
時代を感じさせない山本耀司の服は、様々なファッション写真家達の眼をとおして世に送り出されてきました。モード写真界に新風を吹き込んだ Craig McDean(クレイグ・マクディーン), David Sims(デヴィッド・シムズ), Inez van Lamsweerde&Vinoodh Matadin(イネス・ヴァン・ラムス
ウィールド&ヴィノード・マタディン), Peter Lindbergh(ピーター・リンドバーグ), Max Vadukul(マックス・ヴァドゥクル)や、国内外で活躍する日本人写真家では田原桂一、山本豊らが、山本耀司とのコラボレートによる写真作品を手掛けています。そしてここ数年、YOHJI YAMAMOTO をレンズを通し捉え続けるLeslie Kee(レスリー・キー)。
本展では、こうした写真家達のオリジナルプリントやポスターなどを一同に展示。さらには、ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)によるドキュメンタリー作品やランウェイをもとに制作された映像作品、伝説として今でも語り継がれている99 年のウエディングコレクションなど、写真、映像、音楽の領域を横断し、常に時代のその先へと広がる山本耀司のクリエイションを紹介します。
ぜひ、この機会に「YOHJI YAMAMOTO」のヴィジュアル・ワールドをご堪能ください。
【「YOHJI YAMAMOTO / モード写真」概要】
会期:2016年12月17日(土)〜2017年1月15日(日)
時間:12: 00-20:00(最終入場は閉館30分前まで)
休館日:2016年12月29日(木)~2017年1月4日(水)
会場:代官山ヒルサイドフォーラム(〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8)
入場料:[一般]1000円、[学生]500円
主催:株式会社ヨウジヤマモト
企画協力:一般社団法人日本芸術写真協会
協力:ヒルサイドテラス